運用管理ソフト「JP1」で情報システムの省電力運用を一元化--グリーンITを支援

田中好伸(編集部) 2008年03月13日 10時30分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日立製作所は3月13日、統合システム運用管理ソフト群「JP1」の機能強化版の販売を開始した。今回の機能強化では、企業内のクライアントPCの省電力設定を運用管理者側で一元管理できるようになり、データセンターでのサーバの省電力運用を行えるようになるなど、情報システムのグリーンIT対応を支援するものとなっている。

 JP1のITコンプライアンス対応ソフト「JP1/NETM/Client Security Control」と「JP1/NETM/DM」で、クライアントPCの省電力設定を運用管理者側で一元管理できるようになっている。PCモニターの電源オフやCPUの省電力モード設定などを省電力ポリシーとして設定、部署ごとのポリシーへの適合状況を時系列にレポートできるようになっている。

 この機能によって、省電力ポリシーに適合していない部署やPCを容易に特定・把握できる。加えて、適合していない部署やPCに対する省電力設定を利用者に依存せずに、システム管理者が一括して設定できることから、オフィス内にあるクライアントPCの一元的な省電力運用が可能になるとしている。

 データセンターでのサーバの省電力運用については、ジョブ管理製品でのサーバ電源制御の自立運用などの従来機能に加えて、今回新たに温度監視センサーとの連携によるサーバ省電力運用機能を提供するというものになる。

 データセンターなどでサーバラック上に配置した小型無線センサーの「日立AirSense」が検知した機器の温度上昇を統合コンソールソフト「JP1/Integrated Management」に通知することで、データセンターでの熱異常発生や、その予兆に対応した処置が可能になるという。CPUの省電力モード設定の変更、サーバ構成変更による縮退運転などを自動実行して、発熱を抑える運用が可能になる。

 JP1/NETM/Client Security Control - Managerは26万2500円で出荷時期は3月31日、JP1/NETM/DM - Managerは17万8500円で5月30日に出荷するとしている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化