Evernoteを最大限に活用する10の方法

Katherine Murray (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2012-03-07 07:30

 「Evernote」は、ウェブ、デスクトップ、スマートフォンの世界を席巻している、大変人気のある(そして無料の)ノート作成用ユーティリティだ。Evernoteは、あらゆる種類のプラットフォームとデバイスで動作し、自分が手に入れた、細かいことだが重要な情報をすべて覚えておくのに役立つよう設計されている。現在、1500万人以上がEvernoteを使っている。2011年12月、Evernote CorporationはInc. magazineの「2011年Company of the Year」に選ばれた。この記事では、ユーザーが使っている無料のEvernoteアカウントで試すことのできる、10の便利な使い方を紹介する。

 編集部注:筆者の近刊書「My Evernote」から、様々なデバイス上で音声メモを記録するための基本について説明した部分の抜粋をダウンロードすることができる(英語)

1.あらゆる場所からノートにアクセスする

 わたしはEvernoteのファンだが(しかもEvernoteの本まで書いたことがある)、おそらくわたしがEvernoteの特徴でもっとも気に入っているのは、「どこでも、何からでも使える」というアプローチだ。EvernoteはPCやMacにもインストールできるし、スマートフォン(「iOS」「Android」「Blackberry」「Windows Phone」)にもダウンロード可能で、タブレットでも利用でき、ホテルの公共端末を使ってオンラインでノートブックを更新することもできる。どこにいようと、どんなデバイスを使っていようと、ウェブアクセスさえあればノートにアクセスして作業することができる。Evernoteは、「Internet Explorer」「Safari、Google 」「Chrome」「Firefox」を含む様々なブラウザでもうまく動作する。

2.考えを音声で記録する

 Evernoteは、いつもノートをタイプする必要があるのにうんざりしている人に、多くの選択肢を与えてくれる。音声録音は簡単で、デスクトップでもモバイルデバイスでもシームレスに使用できる。これには、「新規ノート」をクリックまたはタップして、「新規音声ノート」を選び、「録音」を選択する。後は、考えていることを話せばいい(図A)。Evernoteは音声ノートを驚くほど明瞭な音質で記録する。後からそのノートを聞き直したり、必要なら記録し直したりすればいい。音声ノート機能はスマートフォンからでも利用でき、移動中にノートを取ることや、タイピングで入力する手間をかけずに、他人の発言や覚えておきたいことを口述記録しておくのを簡単にしてくれる。


図A Evernoteの音声ノートを使えば、ハンズフリーで簡単にメモを取ることができる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]