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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」
大河原克行のエンプラ徒然

つぶやきから見えてくる家電のトレンド - (page 2)

大河原克行

2013-01-22 14:34

 CEAは、Twitterでどんなキートレンドに対するつぶやきが多かったのか、ということも発表している。

 そのなかでもっとも多かったのが「4K」。946万9000件もの書き込みがあり、これは他のキーワードを抑えて圧倒的な数になった。

 今回のCESは4Kがトレンドとされたが、まさにそれを証明するものだといえよう。

 4Kでは、サムスンが110型および85型の4Kテレビを展示。LG電子も84型を筆頭に65型と55型の4Kテレビを展示した。また、ハイセンスやTCL、ハイアールといった中国勢も4Kテレビを展示しており、今後のトレンドになりそうなことを予感させた。

 これまでは4K対応コンテンツの不足が指摘され、普及に時間がかかるとされていたが、既存コンテンツの4K画質へのコンバート、さらには50型以上の大画面テレビにおいて、より鮮明な画像を視聴したいというニーズに対して、4Kが有効であるといった提案が進められるなど、4Kが俄然クローズアップされてきた点が見逃せない。

 東芝が1インチ1万円という価格設定を宣言するなど、価格下落にも注目が集まったほか、シャープのように次世代クアトロンにおいて疑似4Kの提案を行い、より低価格で高画質を楽しみたいというニーズへの提案も見逃せない。一歩進んだ高画質化への動きが、今回のCESで見られたといえよう。

 そして、Twitterへの書き込みで2番目に多かったのがヘルスケアで504万4000件。これは意外ともいえるが、多くの関係者の関心がここに向かっていることがわかる。

 ベライゾンをはじめ、いくつかの企業がヘルスケア関連の展示を行っており、これは来年以降のCESで注目される動きのひとつになりそうだ。

 そして3位にはタブレットで385万9000件、4位にはスマートフォンの381万8000件、5位にはオーディオの372万0000件となる。

 ちなみに有機ELは、CEAが発表した上位7位までには入っていなかった。昨年のCESでは、サムスンとLG電子が55型の有機ELテレビを発表したものの、この1年間発売には至らず、さらに今回の展示でも同じく55型のままで2013年モデルを展示。さらにパナソニックとソニーが56型の有機ELパネルを展示したが、来場者の間での話題性はいまひとつだったといえる。

 LG電子はCES開幕直前に、2月から韓国国内で受注活動を開始することを発表してみせたが、価格が高価であることなども影響して、それほど来場者の関心は集めなかったといえる。

 ただ、有機ELテレビは2014年〜2015年にかけて製品化が本格化すると見られており、来年以降のCESで再び注目を集めることになりそうだ。

 今年のCESは、来年以降につながる製品が相次いで展示されたイベントともいえるだろう。これまでの目玉展示が、その年の発売を視野に入れたものが中心だったことと比較すると、技術変化の端境期にあるという言い方ができるのかもしれない。さらに、パーソナライズ化の動き、デジタル機器や白物家電などとクラウドを連携させた動きもこれから見逃せない動きとなろう。そんな次の時代の到来を予感させる展示会だったといえる。

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