なお、ベテランのコーエン兄弟(Ethan & Joel Cohen)が製作、監督した映画『Inside Llewyn Davis』については、2013年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したことが報じられていたが、日本でも『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』という邦題で公開されることが決定したそうだ(下掲のMTV Japn記事に比較的詳しいことが記されている)
・コーエン兄弟最新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』日本公開決定 - MTV Japan [Inside Llewyn Davis - Making Of 'Inside Llewyn Davis']
一言でいうと「通好みな話」という印象を受けているが、そんな感じが上掲のトレーラー動画からもなんとなく伝わってくると思う。また、2013年公開の『華麗なるギャッツビー』でCarry Mulligan(主演女優)のファンになり、Justin Timberlakeのアルバム『20/20 Experience』(JTが7年ぶりに出した最新作で、2013年米国で一番多く売れたアルバム)も買っていた筆者としては、2人がデュエットするフォークの名曲『Five Hundred Miles』を含むこの映画の音楽も見逃せないところ。なお、米国時間12日に発表された今年のゴールデングローブ賞(Golden Globe Award)では、映画音楽部門など3部門にこの『Inside Llewyn Davis』がノミネートされていたが、いずれも受賞には至らなかったようだ。
・Golden Globe Awards 2014: Full Winners List - MTV.com
註1 Public Editorというのは、ある種の火消し役――自社が当事者として関わる論争などが生じた際に、できるだけ中立あるいは客観的な立場から事情を調査して、その結果を外部に報告するような役目で、2013年2月にNYTimesのある記者とTesla MotorsのCEO、Elon Muskとの間で、Tesla Model Sの走行可能距離(搭載バッテリの駆動時間)をめぐって「うそだ」「本当だ」という大論争があった際にも、「記事に書かれたことにいつわりがなかったのは分かった」けれども、それとは別に「もっと早めに充電しながらドライブするべきだったことなど、記者の側にも判断力を疑われる点があった」などと書いていた。 ・Problems With Precision and Judgment, but Not Integrity, in Tesla Test - NYTimes【参照記事】
・Did an ad for 'Inside Llewyn Davis' violate Twitter's terms of service? - The Verge
・CBS Tests Twitter Rules By Placing Film Critic's Tweet In An Ad - ReadWrite
・Movie Studio Prints a Single Tweet in Full-Page NYT Ad - Slate
・'Inside Llewyn Davis' Uses Single Tweet in Full Page New York Times Ad - The Wire
・When tweets become ads, or how Twitter continues to blur the line between speech and publishing - GigaOM
(文中敬称略)
Keep up with ZDNet Japan
ZDNet JapanはFacebook、Twitter、RSS、メールマガジンでも情報を配信しています。