今さら聞けない、「マイクロサーバって何?」--各社製品を写真でチェック - 8/10

Charles McLellan (ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2014-05-29 07:30

 Dellはマイクロサーバ市場における先駆者で、VIAの省電力「Nano」プロセッサをベースとする、ホットプラグモジュール搭載の高密度サーバ「XS-11-VX8」(「Fortuna」)を2009年に発売している。Fortunaは12台のサーバモジュールを提供し、2Uのシャーシ内のサーバ1台当たりの消費電力は20~29Wだ。これは、当時としては前例のない消費電力と密度の組み合わせだった。

 Dellの現在のマイクロサーバプラットフォームは、この写真の「Dell PowerEdge C5220」ホットプラグサーバと「C5000」シャーシの組み合わせだ。8台または12台のサーバモジュールを3Uのシャーシに格納する。PowerEdge C5220が対象とするワークロードには、クラウドインフラストラクチャのホスティング、ウェブサーバ機能、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)などがある。

 サーバモジュールは、垂直の「スレッド」にマウントされる。スレッドには、デュアルコアまたはクアッドコアのIntel「Xeon E3-1200」プロセッサか、「E3-1200v2」プロセッサを格納できる。それぞれのスレッドが4基のDIMMスロットを備えており、最大32GバイトのECC RAMに対応。さらに、最大4台の2.5インチSATA/SASドライブ、または最大2台の3.5インチSATA/SASドライブを格納できる。

 Dellはマイクロサーバ市場における先駆者で、VIAの省電力「Nano」プロセッサをベースとする、ホットプラグモジュール搭載の高密度サーバ「XS-11-VX8」(「Fortuna」)を2009年に発売している。Fortunaは12台のサーバモジュールを提供し、2Uのシャーシ内のサーバ1台当たりの消費電力は20~29Wだ。これは、当時としては前例のない消費電力と密度の組み合わせだった。

 Dellの現在のマイクロサーバプラットフォームは、この写真の「Dell PowerEdge C5220」ホットプラグサーバと「C5000」シャーシの組み合わせだ。8台または12台のサーバモジュールを3Uのシャーシに格納する。PowerEdge C5220が対象とするワークロードには、クラウドインフラストラクチャのホスティング、ウェブサーバ機能、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)などがある。

 サーバモジュールは、垂直の「スレッド」にマウントされる。スレッドには、デュアルコアまたはクアッドコアのIntel「Xeon E3-1200」プロセッサか、「E3-1200v2」プロセッサを格納できる。それぞれのスレッドが4基のDIMMスロットを備えており、最大32GバイトのECC RAMに対応。さらに、最大4台の2.5インチSATA/SASドライブ、または最大2台の3.5インチSATA/SASドライブを格納できる。

画像提供:Dell

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]