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モバイル活用は業務現場を大きく変える:MobileIronティンカーCEO - (page 3)

田中好伸 (編集部) 吉澤亨史

2014-10-02 15:10

簡素化と自動化で管理負荷を低減

――具体的にどのようなことを意識して開発したのか。

 大きく3つの特徴があります。ひとつはEMMの簡素化と自動化です。その要点は、すべてを自動化するのではなく、管理者がいかに手間をかけずにエンドユーザーを登録し、ポリシーを設定して、エンドユーザーへ適 用後、すぐに端末を使えるようにするか。そして、最初の実装だけでなく運用をいかに容易にするかにフォーカスしました。

 MDMは日本国内にいろいろな製品がありますが、本格的なEMMをクラウドで運用できるようにしたのはMobileIronが初でしょう。

 もうひとつはモバイルスピードです。これはクラウド全般的に言えることですが、1台から数万台まで一気にスケールしたいというユーザー企業は結構いらっしゃいますが、そこに対応できます。モビリティでの重要性として、新しい機能の追加、iOSやAndroidのアップデートなどへの対応です。毎月のように新しい機能が出てきますが、クラウドなのでエンドユーザー側がこれらに対応する必要はありません。管理者の負担も一切なくなります。

 もうひとつは、エンタープライズグレードのクラウドです。今回の日本での展開では、日本にデータセンターを設置することはもちろん、インターフェースもすべて日本語化しています。これはグローバルベンダーとして過去に例がないでしょう。

 同時に、クラウドアーキテクチャとしてローカルでは高可用構成とし、何かあったときにはすぐに新しいインスタンスが立ち上がって、ユーザー企業のモバイルITが継続して運用できるようにしています。さらにグローバルでDR(災害復旧)対策も行っています。グローバル企業としてのメリットを最大限活用するために北米、日本、欧州という3つのデータセンターを同時に運用しているのです。

――日本市場をどう捉えるか。品質など要求が厳し過ぎるのではないか。

 MobileIronが日本で展開することは、日本市場に重要性を感じていることの証明です。日本重視の姿勢は、MobileIron Cloudを日本でリリースすることにも現れていると思いますし、セールスやサポート体制、チャネルパートナーへの投資にも現れていると思います。

 ただ、要求が厳し過ぎるとは思っていません。それはエンタープライズソフトウェアの世界で非常にいいことだと思いますし、エンタープライズソフトウェアを構築するものにとって、日本のユーザー企業が厳しい品質基準を持っているということは、他国のユーザー企業に対してもいいことだと思います。

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