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ダッシュボードは“健診”、データ探索は“精検”--マイクロストラテジー印藤社長

藤本和彦 (編集部)

2016-02-04 07:00

 ビッグデータやデータサイエンティストが世間で注目を集めるようになって久しい。最近では、「インダストリアルインターネット」や「モノのインターネット(IoT)」といったトレンドとあわせ、データ分析や活用がビジネスで重要な位置を占めるようになってきている。IT部門に依存せずビジネスユーザーが自らの手でデータ分析や探索をする「セルフサービスBI」も重要性を増している。

 ビジネスインテリジェンス(BI)専業ベンダーとして創業26年を迎えるMicroStrategyの日本法人、マイクロストラテジー・ジャパンでプレジデントを務める印藤公洋氏に最新の業界動向を聞いた。

――データの分析や活用は今後どのように進展していくのか。

マイクロストラテジー・ジャパンの印藤公洋社長
マイクロストラテジー・ジャパンの印藤公洋社長

 ビッグデータは引き続き大きな話題になるでしょう。最近では、インダストリアルインターネットやIoTというトレンドも相まって、製造業を中心にデータ活用の機運が高まっています。それに拍車を掛けているのが、General Electric(GE)などの先進企業です。

 データサイエンティストのような専門家がデータを分析すれば、ビジネスにとって何か有益な情報が得られるかもしれないという期待もあります。

 ただし、国内外を問わず大半の企業はいまだに試行錯誤の段階にあり、データの活用がビジネスの大きな部分を占めるまでには至っていません。

 ダッシュボードやレポーティングを用いたKPI(主要評価指標)管理や業績推移など、ビジネスの現状分析が経営者にとって重要であることに変わりありません。しかし、近年ビッグデータに対して経営者が盛んに求めているのは、運転状況によって保険料が増減する、いわゆる「テレマティクス保険」のような成功事例です。データ分析によって、商品の価値や中身を変化させ、新たなビジネスを構築することへの興味がより高まっているのです。

 マーケティング領域でのデータ活用も進んでいます。「限られた予算の中で最適解は何か」「今までのレスポンスデータはどうだったか」「顧客データと外部データを連携させることで施策を高度化できないか」といったマーケティング活動全体の最適化にビッグデータを役立てようとしています。

 その一方で、企業内部では大半がいまだに「Microsoft Excel」でデータ分析しているのが現状です。それが最適な方法でないと分かっていつつも、現実問題としてこの数年であまり進展していません。

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