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海外コメンタリー

Linux版「SQL Server」--マイクロソフトの狙いと残された疑問

Andrew Brust (ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2016-03-10 06:00

 米ZDNetのMary Jo Foley記者が既に伝えているように、Microsoftが主力リレーショナルデータベース製品「SQL Server」のLinux版を開発中だと発表した。

 Microsoftのクラウドおよびエンタープライズ担当エグゼクティブバイスプレジデントであるScott Guthrie氏は同社ブログで、Red HatとCanonical両社からの協力があったことを明らかにしたうえで、両社の言葉を引用しながらこの発表を行った。Linux版SQL Serverは単なる構想ではないようだ。既にプライベートプレビューの段階に入っており、2017年の半ばに一般提供される予定だという。

筆者の経歴

 筆者はSQL Serverに関する書籍の共著者で、SQL Serverをテーマにしたカンファレンスの共同議長を務める。「Microsoft Data Platform MVP」(最近まで「SQL Server MVP」と呼ばれていた賞)を受賞。1993年に公開された「Microsoft SQL Server 4.2」以降の全バージョンを仕事で使用した経験がある。

 Microsoftと提携しているビッグデータのアナリティクス企業Datameerに勤める。同社での製品開発言語はJavaであり、対象OSは主にLinuxだ。筆者は双方のエコシステムに手を染めながら、MicrosoftがLinux向けのネイティブなRDBMSを製品化してくれないかと心待ちにしていた。その夢が間もなくかなうというわけだ。

クラウド、コンテナ、独立系ベンダー

 Linux版のSQL Serverがなぜ重要であり、またなぜ必要なのだろうか?大きな理由としてはクラウドと、市場への関与という2つが挙げられる。Microsoftはクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」に力を入れるようになってきている。このように姿勢を変えるなかで、今までのような「Windows」一筋というアプローチは意味をなさなくなってきている。Linux上で稼働するSQL ServerによってAzureの売上高が伸びるのであれば、それはMicrosoftの目指す道だと言える。

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