
2009年11月~2010年11月: Jaguar
「Jaguar」は万能型のスーパーコンピュータとして、人類文明が直面する難題の解決に活用された。米国のオークリッジ国立研究所に設置された「Cray XK6」ベースのJaguarは、あるときは新素材の検証を行い、またあるときは気候モデルを構築した。
最盛期のJaguarは、29万8592基の「AMD Opteron 6274」(2.2GHz)プロセッサコアと、598テラバイトのメモリを搭載し、最大理論性能は2627.61テラフロップス、消費電力は5142KWに達した。OSはLinuxベースで、ノード間のインターコネクトは「Cray Gemini」である。
提供:National Center for Computational Sciences, Oak Ridge National Laboratory