つなげ! 速く、美しく、正確に--光ケーブル工事の技能を競う全国大会が開催 - 16/16

柴田克己(編集部)

2008-08-15 21:07

北京ではオリンピック、甲子園では高校野球と、連日熱戦が繰り広げられているが、7月29日には、パシフィコ横浜において、デジタル情報化社会のインフラ構築を支える人々が、その工事技能日本一の座をかけた戦いに挑んだ。その名も「光通信工事技能競技会」。社団法人電信電話工事協会の主催により今年で4回目を数えるこの大会は、情報通信工事にかかわる技術者の施工技術の向上や業界全体の工事能力の向上を目的にしたもの。普段何気なく利用しているインターネットだが、そこで流れるデータ(コンテンツ)を「血液」とするなら、この競技会はいわば血液を体中に巡らせるための「血管」を作るための技能を競うものといえる。
同色の紙皮膜に覆われたケーブルを、接続先を間違えないように、手でひねって1本ずつ接続していく。光ケーブルなどへの置き換えが進む現状で、既に過去の技術になったとはいえ、ひとたび工事などで既存の回線に断線が起きれば地域への影響は大きく、その復旧作業は速やかに行われなければならない。スタルペスケーブル施工を迅速に行う技術を持った技術者や会社は、そうした点で貴重なものになってきているという。

同色の紙皮膜に覆われたケーブルを、接続先を間違えないように、手でひねって1本ずつ接続していく。光ケーブルなどへの置き換えが進む現状で、既に過去の技術になったとはいえ、ひとたび工事などで既存の回線に断線が起きれば地域への影響は大きく、その復旧作業は速やかに行われなければならない。スタルペスケーブル施工を迅速に行う技術を持った技術者や会社は、そうした点で貴重なものになってきているという。

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