【ラウンドアップ】
2022年は、それまでのブロックチェーンやメタバース、非代替性トークン(NFT)といった個々のテクノロジーを総称する「Web3」がキーワードとして浮上した。それぞれが単独に、または関連し合いながら、2023年はよりさまざまな形が出現していくことになるだろう。ここでは、2022年の「Web3」の動向を振り返ることができる記事を集めた。
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メタバースの現在地--調査結果に見る市場規模、主要ベンダー、展望
メタバースの関連技術が次々に登場している。開発者調査などの結果、メタバースの主要ベンダーとその製品について解説し、現在の状況を探る。
2022-11-04 -
インターポールが独自のメタバースを立ち上げ--犯罪者らの悪用に対抗
国際刑事警察機構(インターポール)はニューデリーで開催した第90回総会で、メタバース空間の興隆による犯罪の増加に対応するために、「INTERPOL Metaverse」を立ち上げたと発表した。
2022-11-01 -
メタバースで変わる働き方--共同作業の効率化や帰属意識の向上に期待
メタバースはまだコンセプト段階の技術だが、働き方を大きく変える可能性がある。Metaやマイクロソフトなど、メタバースに取り組む企業の担当者に職場での活用について聞いた。
2022-10-31 -
グーグル、Web3開発を支援する新サービス「Blockchain Node Engine」を発表
Google Cloudは米国時間10月27日、ブロックチェーンベースのプラットフォーム向け製品の開発や管理に従事するWeb3開発者向けに「Blockchain Node Engine」を発表した。
2022-10-28 -
2023年の戦略的テクノロジートレンドは「メタバース」「適応型AI」など
ガートナーは、2023年版の戦略的テクノロジートレンドのトップトレンドとして、「メタバース」「適応型AI」「スーパーアプリ」をはじめとする9項目を挙げている。
2022-10-25 -
Web3が推進する、顧客との新たな関係とは
Web3の時代が到来すると、ブランドとコンシューマーの役割分担が大きく変動していくという。本記事では、特に非代替性トークン(NFT)によって開かれる新しい世界についての展望を紹介する。
2022-10-19 -
オートデスクのCEOが語る、メタバースが抱える大きな課題
建設土木業界や製造業界、メディア業界向けの設計・デザインに関するソリューションを提供しているオートデスクは、メタバースの到来に備えた取り組みを進めているが、今のメタバースは大きな課題を抱えているという。
2022-10-06 -
日本旅行とさいたま市、メタバースを活用した「さいたまルーム」で行政サービスを実施
日本旅行とさいたま市は、「メタバースを活用した実証実験に関する基本協定書」を締結し、メタバース空間における行政サービス運営の実証実験を開始した。
2022-09-26 -
ウェブの未来--さらなる進化の可能性と寡占や分断に対する懸念
過去数十年のインターネットの発展は多くの人に利益をもたらしたが、大手テクノロジー企業による囲い込みや国家間の分断といった問題も生み出した。インターネットの現状、新たな技術の可能性、今後の課題について考える。
2022-09-26 -
メタバースとNFT、Web3は日本で「過度な期待」--ガートナーが見解
ガートナーは、「日本における未来志向型インフラテクノロジーに関するハイプ・サイクル」の2022年版を発表した。
2022-09-01 -
第1回:エンタープライズ適用が進むブロックチェーン
ブロックチェーンが依然として注目を浴びている。過度な期待は一段落したようにも見えるが、NFTやWeb3のブーム、各国による中央銀行デジタル通貨(CBDC)への取り組み、セキュリティトークンやサプライチェーンといったエンタープライズ分野での実用化など、さまざまな分野で開発と実用化が進んでいる。
2022-08-04 -
暗号資産詐欺の被害額、米国で2021年以降に10億ドル超
米連邦取引委員会(FTC)は、2021年に入ってから報告を受けた暗号資産詐欺による消費者の被害額が10億ドル(約1300億円)を超えたことを明らかにした。
2022-06-06 -
NECら、仮想空間授業を実証--行動・バイタルデータから感情変化を分析
NECと電子学園情報経営イノベーション専門職大学は、個々の学生に最適な学びと新しい教育手法の提供に向けて、仮想空間授業の実証実験を実施した。
2022-05-30 -
DeFiプロジェクトやブロックチェーンの台頭で懸念されるセキュリティリスク
DeFi(分散型金融)の台頭やブロックチェーンプロジェクトの増加とともにサイバーセキュリティ攻撃のリスクも拡大している。
2022-05-27 -
Web3が広くもたらす「ネットワーク効果」とは--イーサネット発案者メトカーフ氏が語る
イーサネットの生みの親であるロバート・メトカーフ氏によると、Web3はあらゆるものに対して「ネットワーク効果」をもたらすという。その真意と、同氏が賛同している分散型のナレッジグラフについて紹介する。
2022-05-13 -
英国、独自のNFTを2022年夏までに作成へ
英政府も、人気が急騰しているNFT(非代替性トークン)に参入する。英財務省は、公式NFTを2022年夏までに作るよう英王立造幣局に要請したことを明らかにした。
2022-04-05 -
「Web 3.0」の台頭で懸念すべきソーシャルエンジニアリング攻撃
「Web 3.0」そしてメタバースなど、新興のテクノロジーが直面する最も広まりやすい脅威について、研究者が見解を示している。
2022-03-30 -
バイデン米大統領、仮想通貨とデジタル資産の調査を指示する大統領令に署名
バイデン米大統領が米連邦政府の関係各機関に対して、仮想通貨を含むデジタル資産のリスクとメリットの調査・評価を実施することなどを求める大統領令に署名した。
2022-03-10 -
企業による仮想通貨の採用--二の足を踏む要因と考えられる利点
仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーンへの投資は増加しているが、多くの大企業は採用をちゅうちょしている。これには、価格変動の激しさや、種類の多さといった要因がある。
2022-02-28 -
増える仮想通貨への投資--慎重な姿勢の金融機関と規制当局
仮想通貨は大企業での採用が増加し、取り扱いを始める金融機関も増えている。しかし、オーストラリアの大手金融機関の幹部は、慎重すぎるくらい慎重になることが重要だと警告する。
2022-02-24 -
Web3の概念、利点、懸念--未来の分散型インターネットを知る
仮想通貨(暗号資産)や非代替性トークン(NFT)に関する議論において、突如としてインターネット全体の再設計についての提案が生まれた。第3世代のウェブであるWeb3の基本的な概念、考えられる利点、懸念事項などを紹介する。
2022-02-21 -
仮想通貨を採用する企業の増加--指摘される2つの大きな課題
「ビットコイン」などの仮想通貨(暗号資産)の利用を開始する企業が増加している。ガートナーは、2024年までに5社に1社の大企業が採用すると予測しているが、導入に関する課題も指摘した。
2022-02-09