日本オラクルは10月20日、同社の教育サービス「オラクルユニバーシティ」の「Oracle BPEL ProcessManager」研修で、12月から期間限定で3日間の特別ハンズオントレーニングを提供することを発表した。SOAエンジニア500人の早期育成を目指す。
コース名は、「Oracle BPEL Process ManagerによるSOAアプローチ」。価格は20万7900円、Oracle PartnerNetwork特別価格が10万3950円。
Oracle BPEL Process Managerは、ビジネスプロセス実行言語(BPEL)に準拠したビジネスプロセス実行エンジンを中心に、SOAによるシステム構築のために必要となる最小限の機能をオールインワンで提供する製品。
同製品は、ビジネスプロセスをビジュアルに記述できる「設計ツール」、オーケストレーションを実行するための「BPELエンジン」、サービス統合のための「ESB」、可用性と対障害性を高めるためのデータベースによる「プロセスステート管理」、プロセス内のアクティビティ状況の監視、テストを行うための「ウェブコンソール」などをカバーしている。
コース内容は、以下の通り。
- SOAの基本コンセプトの理解
- Oracle BPEL Process Managerのインストール
- BPELプロセスの作成/展開
- BPELによる業務プロセスの構築
- 外部Webサービス(同期/非同期)との連携
- 複数プロセスの並行処理およびプロセス上の例外処理
- データ構造が異なるWebサービス間のデータ変換
- Webサービスで実装されていないシステムとの連携
- 手動承認手続きの実装
- プロセスの管理/監視
- Oracle BPEL Process Managerの拡張機能
- Oracle BPEL Process Manager運用ノウハウ
- パッケージ連携手法の紹介