いずれにせよ、インテル・メディアの全容が明らかになるのは、今年中に予定されている製品発売・サービス開始時になりそうだ。その時には製品の価格やサービスの内容・料金もはっきりしているだろう。
ただし、この取り組み自体は5月の退任が決まっているインテルCEOのポール・オッテリーニのペットプロジェクトである気配が濃厚で、そうした部分に伴う不確実性は残りそうだ。
下記のビデオは、The Vergeが2012年11月下旬に特集した「テレビをめぐる戦争」の口火をきった解説。
ひとつ確実にいえそうなのは、「ポストPC」への流れのなかで、クアルコムをはじめとする競合のARM陣営にすっかり遅れを取った感のあるインテルが、かなり思い切った手を打ってでも新たな収益源を探そうとしていること。
さらに、インテル・メディアの動きが、テレビ=リビングルームをめぐる各社入り乱れての戦いをさらに過熱させそうな感じも伝わってくる。
(文中敬称略)
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