日本マイクロソフトの執行役 常務ゼネラルビジネス担当の高橋明宏氏は「2013年度、日本マイクロソフトはWindows XPのサポート終了という追い風を受けて非常に良い年になった」と話す。
XPサポート終了支援の開始時は、中小企業の40%以上でWindows XPが稼働していたが、6月末では「日本が一番少ない割合だった」。IDCのデータによると、6.7%という。
「日本がここまで爆発的に成長したことに、海外法人からも驚きの声が上がった」とのこと。
ただ、売り上げ全体におけるクラウドの比率が先進6カ国で一番低いことが課題という。Windowsなどにおいて海賊版の比率が低いという日本市場の特徴も、結果としてクラウドの比率を押し下げる。海賊版の比率は、日本では1%程度だが、米国では10%に上る。
人材について「Dynamicsの売り上げが倍増した」ことに触れ、CRM Onlineを展開するための正社員を大幅に増やすと話した。
Microsoft WPC 2014
ナデラCEO舵取りのゆくえは--WPC 2014の全体像を画で見る - 17/30
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