調査

世界パブリッククラウドサービス市場は27%成長、上位ベンダーに投資集中--IDC

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2019-08-03 08:30

 IDCの調査によると、パブリッククラウドへの投資は、市場の上位5社にますます集中するようになっており、IaaSやPaaSの顧客内シェアについてはさらに集中化がみられるという。

 同社によると、パブリッククラウドの2018年における成長のうちの46.3%は上位5プロバイダーによるものであり、投資額全体の35%を占めている。また、IaaSとPaaSにおける全投資額の63%は上位5プロバイダーが占めているという。

 市場の大きな伸びが続くなか、こういったクラウド投資の集中が見られている。世界的に見た場合、パブリッククラウドサービス市場の規模は2018年に27.4%成長し、総額1830億ドル(約20兆円)となった。

IDC

 売上高で見た場合、パブリッククラウド市場で最もシェアが高いのはSaaS(62.4%)となっている。

 Amazon Web Services(AWS)MicrosoftGoogleの最近の決算報告を見れば、クラウド投資の集中自体は驚くべき話ではない。これら3社はすべて、売上高の大きな伸びを報告している。

 SaaS市場では、SalesforceからOracle、Workday、SAP、Microsoft、Adobe Systemsに至るまでのベンダーにシェアが集中している。

 クラウド市場では、マルチクラウド化が進むだろうが、その選択肢がいつまでも続くことはないだろう。ほとんどの企業は、戦略的クラウドベンダーを1〜2社に絞り込んだうえで、その他のサプライヤーを統合していくことになる可能性がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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