プライベートクラウドで支援策
Oracle Database 12cには、日本で17社がベータプログラムに参加。早期顧客プログラムと技術検証を開始しているという。出荷時から関連製品とサービス提供を開始。出荷と同時にLinux、Solarisに加えて、Windowsにも対応する。「AIXは今後の対応となるが、約8割のユーザーに対応できる。また、すでに(統合運用管理ツールの)Enterprise Managerや(アプリケーションサーバの)WebLogic Serverに対応しているほか、(データベース専用機の最新版である)Exadata X3シリーズでも対応している」(三澤氏)
技術者育成の「オラクルユニバーシティ」でもOracle Database 12cの機能を9月末から提供。7月から9月にかけて、技術情報をオンラインで提供することで、最新技術を活用したシステム構築が可能になるという。「年間で10万人への技術コンテンツを提供。新たな時代の技術者育成に力を注ぐ。やれることはすべてやる」(三澤氏)
日本オラクルでは、プライベートクラウドに対するベストプラクティス支援としてコンサルティングと導入支援プログラムを展開。アーキテクチャインサイトを活用して、年内には20社を対象にデータベースのクラウド化を支援する。パートナー企業に対する開発クラウド環境のベストプラクティス支援のほか、ISVパートナーに対する導入支援プログラム、技術者に対するトライアル版ダウンロード推進キャンペーンを実施する考えを示した。
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