
Windows 2.0
(1987年12月9日リリース)
このバージョンより、ウィンドウを重ねて表示することが可能になり、16色VGAグラフィックスがサポートされた。「Control Panel」とWindowsにDOSアプリケーションの実行するための設定情報が記述された「Program Information File」(PIF)もこのバージョンで初めて登場した。「Windows 2.0」は「Microsoft Word」および「Microsoft Excel」アプリケーションをサポートする最初のWindowsプラットフォームでもあった。
Windows 1.0と同様、Windows 2.0もハードディスクを搭載しないデュアルフロッピードライブPCで動作可能だった。Windows 2.0はリアルモードメモリモデルを採用しており、メモリアクセスの上限は1Mバイトだった。
オーバーラップウィンドウなど、複数の「Mac」風機能が搭載されたことで1988年にAppleに提訴されたが、最終的にはMicrosoftに有利な判決が下った。
提供:Microsoft