
Windows Vista
(2007年1月30日リリース)
「Windows Vista」は複雑な開発過程を経て、予定より遅く発売された。そして、構想が不十分だったWindowsリリースという評判は今も変わっていない。
不満とされた主な点はセキュリティ機能、デジタル権利管理、ハードウェアの要件とパフォーマンス、ソフトウェアの互換性だった。
XPのコードベースを基に開発を開始してつまずいた後、「Longhorn」(Vistaの開発コード名)は「Windows Server 2003 SP1」を基に構築され、「WinFS」などの重要な機能を捨て去った。大規模なベータテストプログラムを行ったにもかかわらず、Vistaの一般発売は多くの人がPCを購入する2006年の重要なクリスマスシーズンに間に合わなかった。
Vistaに搭載された機能には、「Aero」インターフェース(透明なウィンドウといった視覚効果など)や再設計されたStartメニューなどがある。
提供:Microsoft