
Windows Me
(2000年9月14日リリース)
Millennium Edition(Me)はDOSベースの「Windows 9x」シリーズの最後の製品だった。
Windows 95や98と違って、MeはリアルモードDOSをサポートしなかったが、システムを安定していたときの状態に戻すことができる便利な「System Restore」(システムの復元)機能を備えていた。とはいえ、Windows Meは急いでリリースされたため、バグが多く、頻繁にクラッシュすることでも有名だった。そして、Meよりはるかに高性能なNTベースの「Windows XP」にすぐに取って代わられた。
Windows Meの最低システム要件は150MHzの「Pentium」プロセッサ(300MHzを推奨)、32MバイトのRAM(64Mバイトを推奨)、320Mバイトのハードディスク領域(2Gバイトを推奨)だった。認識できるRAMの上限は1.5Gバイトだった。
提供:Microsoft