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デジタル人事の時代

人材獲得競争時代の生き残り策--ミレニアル世代とどうつきあうか

田中公康 平野圭祐

2016-11-16 07:00

 前回は、AIやロボティクスの登場によりわれわれの働き方の変革が余儀なくされている状況を俯瞰し、SMAC技術の活用を通じた生産性や創造性を高める働き方を紹介した。

 今回は、今後、労働力の中核を質と量の双方でけん引していくことが予想される「ミレニアル世代」に着目して、企業の競争力を高める人材マネジメントについて述べたい。

ミレニアル世代とは?

 ミレニアル世代は、1982年以降に出生し、現在就労人口の中核を占める世代のことを指す。物心ついた頃にはインターネットが普及しており、モバイルテクノロジやSNSの活用を当たり前のものとして育った世代である。

 本年、一世を風靡したPokemon GOも、SMAC(ソーシャル、モバイル、アナリティクス、クラウド)技術を駆使することによって独特な世界観を構築したこともあるが、スマートフォンやタブレットを当たり前のように使いこなすこの世代の特徴をうまく捉えたことが、自然に受け入れられ世界中で爆発的なブームとなった大きな要因ともいえる。余談だが、筆者の1人は、東南アジアに拠点を構えているが、当地におけるPokemon GOの人気は日本をしのぐものがあり、現地メンバーとの会話のきっかけとして抜群に機能している。

デロイト ミレニアル年次調査の結果でみる世代の傾向

 このような背景を持つ世代の特性についてデロイトは、彼らの企業や仕事に対する価値観に関する定点観測を「ミレニアルサーベイ」として定期的に行っている。

 最新の調査結果をごく簡単にお伝えすると、ミレニアル世代の実に3分の2以上が、2020年までに現在の仕事から離職しているだろうと回答している。10年後に現在の会社に在籍しているだろうと回答したものはわずか16%に過ぎない(図1)。会社に対する忠誠心が低い傾向は、日本でもほぼ同じであり、5年後に離職するだろうと回答した人数は、全体の半数を上回った。

図1

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