
1990年10月に発表された「IBM PS/2 Model 95」では、20MHzのIntel 486から、90MHzのIntel Pentiumまで、さまざまなプロセッサを選択することができた。
Model 95には完全な互換性を持つプロセッサ複合体が採用されていた。プロセッサ複合体とは、プロセッサ、メモリコントローラ、マイクロチャネルインターフェースを持つマザーボードだ。また、32ビットのマイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バスを搭載していた。
このマシンは8Mバイトから64MバイトのDRAMをサポートしており、8つの72ピンソケットを持っていた。
またSCSIアダプタは、内蔵デバイスとハードディスク、テープドライブ、CDドライブなどの外付けデバイスの両方に対応していた。