【ラウンドアップ】
2019年はエッジコンピューティングに関する話題に関心が集まった。多種多様かつ膨大なデータの発生源に近い領域で電算処理を行うという概念で、IoT(モノのインターネット)や5G(第5世代移動体通信)を背景に2020年代の拡大が見込まれている。
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AWSとKDDI、エッジコンピューティング環境を構築--5Gの低遅延サービス実現へ
AWSとKDDIは、AWSの新たなコンピューティングストレージサービス「AWS Wavelength」を用いて、エッジコンピューティング環境を構築する。5Gの低遅延サービスの実現が目的だという。
2019-12-09 -
HPE、5Gなどの通信用途向けエッジ製品「Edgeline EL8000」を発売
日本ヒューレット・パッカード(HPE)は11月26日、通信事業者や製造業のエッジにおけるリアルタイム処理に対応したエッジコンピューター「HPE Edgeline EL8000 Converged Edge System」の販売を開始した。
2019-11-28 -
アカマイ創業者が語る、「エッジ」のこれまでとこれから
IoT/5Gなどを背景に「エッジ」への関心が高まりつつある。CDNを中核に、この分野を先導してきた米アカマイ創業者のトム・レイトンCEOにエッジを取り巻く環境への見解を聞いた。
2019-12-03 -
エッジAIコンピューター「Infini-Brain」などを実証実験--FCCLが取り組み披露
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、新コンセプト「Inter-Connected Computing Platform(ICCP)」を発表。それに基づいた製品として「MIB(Men in Box)」と「Infini-Brain」の2つの製品を開発し、教育分野や小売店などで実証実験を開始した。
2019-11-22 -
エッジで分散するコンピューティングはその先に「集中」へ向かうのか
ガートナーが先ごろ発表した「2020年の戦略的テクノロジートレンド・トップ10」の中で、「エッジ機能の拡張」と「分散型クラウド」に注目し、それらの「分散」化の先にあるコンピューティングの姿を探ってみた。
2019-11-21 -
エッジコンピューティング導入を考慮したIT予算を編成するには
エッジコンピューティングにはIoTデバイスがつきものだが、計画を立案する際には、初期投資や継続的に発生する費用に十分に注意を払う必要がある。エッジコンピューティングの費用について知っておくべきことを紹介する。
2019-11-07 -
5~10年後はエクサ級コンピューティングをエッジに--HPCとAIの近未来
AIなどで膨大なデータを高度に処理するには、現状では大規模リソースを必要とする。HP LabのAI研究者にその方向性やコンピューティングの将来展望などを聞いた。
2019-10-08 -
リアルタイム性におけるエッジコンピューティングの方向性
エッジコンピューティングの台頭が予想される中、九州大学大学院の井上弘士教授は、エッジを基軸としたするコンピューターアーキテクチャーの再構築を呼び掛けた。
2019-10-03 -
壁掛け可能な6Uサイズのデータセンターを披露--シュナイダーエレクトリック
シュナイダーエレクトリックは、エッジコンピューティング市場に向けた戦略の一環として、事業拠点に壁掛け可能な6Uサイズのマイクロデータセンターを発表した。
2019-10-03 -
エッジコンピューティングとデータセンターの姿を示す--電機大手の戦略
データを効率的に利用するための「エッジコンピューティング」が登場し、データセンターの役割にも変化が生じてくる。仏電機大手のSchneiderがグローバルでの展望を示した。
2019-09-27 -
AT&T、5G対応自動ロボットとエッジ技術で小売店舗のデジタル変革加速へ
AT&Tは、小売企業向けロボットを手がけるBadger Technologiesと提携し、小売店舗における作業の自動化を5G/エッジコンピューティング技術がどのように支援できるのかをテストしている。
2019-08-05 -
データセンターやエッジとエネルギー管理を推進--シュナイダーエレクトリック
シュナイダーエレクトリックがセキュアパワー事業部の方針を説明し、エネルギー管理を軸にデータセンターやエッジコンピューティング領域に注力すると表明した。
2019-07-30 -
レノボ、ハードウェアなどを従量課金で利用する新モデル--エッジサーバーも発表
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは、ハードウェア製品やサービスを従量課金で利用する「Lenovo TruScale Infrastructure Service」の提供を開始した。
2019-07-17 -
エッジAIに特化するAISing--製造とクラウドの“つながり”も視野に
AISingは機械制御に特化したAI開発を手がけ、クラウドの強力なリソースを武器とするITとの連携も視野に入れる。エッジ領域におけるAIの現状などを代表取締役CEOの出澤純一氏に聞いた。
2019-07-02 -
「信頼性」を軸にエッジコンピューティングを展開--ストラタステクノロジーの松本社長
無停止サーバーなどを手掛けるストラタステクノロジーは、2018年秋にエッジコンピューティング分野での展開を本格化させた。同社はこの野でも「可用性」がカギを握ると見ている。
2019-06-10 -
「エッジコンピューティング」という言葉は何を意味するのか
2018年にIT業界で広まり出したキーワードの1つに「エッジコンピューティング」がある。この言葉が指す基本的な意味や現状を整理してみたい。
2019-05-02 -
AT&Tとマイクロソフト、5Gを活用したエッジコンピューティングの実験で協業
AT&Tはスペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2019」で、「Azure」クラウドサービスを擁するマイクロソフトと共同で、5Gネットワークを活用したネットワークエッジコンピューティングの実験に取り組んでいることを明かした。
2019-02-27 -
エッジコンピューティングが興隆する2019年
IoTセンサデータの分析や収集、リアルタイムの顧客エンゲージメント、AR/VRなどの重要性が高まることで、エッジコンピューティングが企業にとってますます優先度の高いものとなっている。
2019-02-19 -
NTTデータ、エッジ向けSI開始--米FogHornと提携、ストリームでデータ処理
NTTデータは米FogHorn Systemsと提携し、エッジコンピューティング領域でのAI/IoT活用によるシステムインテグレーションサービスを開始する。
2019-02-15 -
自律学習可能なエッジ向けAIチップを開発--岩手大発のAISing
岩手大学発ベンチャーのAISingは、スタンドアロン環境で自律学習も可能という機械制御に特化したAIチップ「AiiR」を発表した。自動運転やスマートファクトリー分野などでの応用が期待されている。
2019-01-24