
家庭での3Dプリンティングは一般的になるか?
これは、いわば「スター・トレック」に登場する架空の複製装置「レプリケーター」の原始的なものが、今の時代に現れたようなものだ。長い間、印刷はビジネス環境だけのものだった。そのうちに、家庭にも入り込むようになり、一般ユーザーも使うようになった。しかし、印刷の次のステップは3次元、つまり3Dプリンティングだ。3Dプリンティングは、機械やコンピュータの部品、あるいは体の一部としてさえ使える品物を「プリント」(レーザーとコンピュータによる切削によって)する能力を、ユーザーに与えてくれる。
技術が簡単になるにつれ、家庭ユーザーが図面や青写真をウェブからダウンロードして、自宅のオフィスで自分で製品を作れるようになるのは時間の問題だろう。
もちろんそれはまだかなり先の話だが、2013年には3Dプリンティングの分野が大きく成長し、それに伴って倫理的な問題も生じてくることが予想される。銃火器を自宅でプリントできてもいいだろうか?3Dプリンタと幹細胞を使って、人体の一部を作っても構わないだろうか?あるいは、「海賊」サイトから図面や青写真をダウンロードすることが許されるべきだろうか?3Dプリンティングが一般的になれば、厳しい規制が行われる可能性が高い。